2017年
大谷 紬[森山ゼミ]
貴方は現在の野菜を取り巻くデータをどの位知っているだろうか?野菜全体の自給率は80%だが、野菜それぞれを見ると野菜によっては0%もあれば100%もある。そういった個々のデータを擬人化に落とし込み、中学生に親しみやすい野菜のデータの紹介方法、新しいインフォグラフィックの表現方法を探った。キャラクターをきっかけにして野菜へ新しいイメージを抱いてもらえると幸いである。
日本人の野菜不足が指摘されて久しい。食糧自給率が4割水準に落ち込んだのも人々を不安にさせている。そこで、中学生向けに野菜の今を知ることのできる書籍を制作する。野菜と果物ごとのキャラクターはすべてデータに基づくもので、よくあるイラストでもゆるキャラでもなく、インフォグラフィックスなのだ。本に盛り込まれた説明も種々の調査に基づいている。『ポケモン大全』に並ぶような人気を博する方法はないものだろうか。(森山 明子)