９期生・上田 雄太 YUTA UEDA
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ブログサービス「はてなブログ」のデザイン全般を担当しています。デザインだけでなく、エンジニアと一緒に新機能を開発したり、UI（ユーザーインタフェース）を設計したりと、手広くやっています。
高校生の頃からデザインが好きだったのですが、同時にコンピュータを使った表現にも関心がありました。デザイン情報学科のカリキュラムは、それら両方のバランスがうまくとれていると思い、志望しました。また、比較的新しい学科であるため、新しもの好きの自分に合っていると感じたのも理由のひとつです。
2 年次以降は必修科目も選択制であることが多く、自分の好きな分野を選んでカリキュラムを組めた点です。通学時間が長かったので、なるべく2 限から入れていました（笑）。選択科目では特にグラフィックデザインが好きでした。受講者もその分野に興味のある学生ばかりなので、よい刺激を受けました。
今の仕事と矛盾しているようですが、大学時代は紙媒体のグラフィックを専攻していました。デザインの基礎を学ぶには紙媒体が一番だと思ったからです。デザインの基本的なルールは、紙もウェブも変わりません。ですから、大学時代に身につけたことが、たとえ別のメディアであっても直接役立っています。
自分が将来何をやりたいかは、なかなか見つからないものです（私も高校生の頃はそうでした）。そんなときは、大学で色々と興味のあることを試してみながら探すのが良いと思います。デザイン情報学科は、その選択肢を広げてくれるでしょう。
うえだ・ゆうた
2010年度卒業。株式会社はてな デザイナー。ブログサービス「はてなブログ」に、開発当初より携わる。現在も同サービスのリードデザイナーとして、ブロテーマや管理画面、iPhone・iPad アプリなどを手がける。趣味は神社巡り。
