武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科

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20160527

【OpenCampus2016】Interactive Innovationってどんな授業?

オープンキャンパスで公開授業をするInteractive Innovationがどんな授業なのか、学生へのインタビューを通してご紹介したいと思います!

 

今回は実際にこの授業を履修しているデザイン情報学科2年の井上みなみさんにお話を伺ってきました。

 

 

1.授業ではどんなことをするんですか??


インタビューを受けてくれた井上みなみさん

基本的に英語のコミュニケーションを使ってデザインについてのグループワークをします。

課題はフィールドワークがあったり、アクィビティ要素が多いです。

2.どんな作品を作るんですか??


実際にみなみさんが作った作品

最初の授業ではアイスブレイキングをするという目的もあって、二人一組でお互いがどんな人間か自由にオブジェクトを作ってプレゼンしました。

私は魚が大好きな自分の紹介をするために、生の魚にボンドで透明な鱗を作って張り付けた作品を制作しました。


実際の様子

他にも、使われていないスペースを探し、そこにどんな価値をデザインするかという国分寺での課外ワークショップも行いました。

私たちのグループは最近ではなかなか利用されることのない公衆電話に価値を与えるためのアクションを考えました。

2つある公衆電話の一方に自分たちが様々な国の民族衣装を着て入り、もう片方には一般人に入ってもらって、ホースの糸電話を通してインターナショナルな会 話するという内容の作品にしました。デジタルな電話がありながらも個室という要素を生かして糸電話を使用し、デジタルとアナログを融合するアイロニーを込めました。

3.やっぱり英語できないときついですか・・・?

基本的に帰国子女や留学生が多い授業ですが、英語が学びたい、コミュニケーションが取りたいという意欲があれば大丈夫です!

私も留学生のように流暢に喋れるわけではありませんが、多種多様な文化を知ることができるしコミュニケーションはとても楽しいです!

 

4.この授業で学んだことは何ですか??

閉じこもったコミュニティを異文化の人と接することで開く重要さに気づきました。言葉や文化が違うと価値観、表現方法、伝えたい思いがそれぞれ全然違い、今まで自分にはなかった発想や考え方などの新しい発見があります。

デザインにも国際的な視点が必要だと深く思いました。

 

もともと私は人とコミュニケーションをとるのが苦手で、ましてや外国語で会話するなんてとても不安でした。しかし、グループワークを通して留学生と仲良くなったりして、今では海外インターンにも行ってみたいと思うようにもなりましたし、もっと英語がしゃべれるようになりたいと前向きな目標ができたので、この授業をとって本当に良かったと心から思います。

 

 

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