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20160603
こんにちは!
デザイン情報学科では2年生から、必修授業の多くが選択になります。
今日はその内の一つである『グラフィックデザイン基礎』について話を聞いてきました!
講評内容を制作に活かしていきます
情報や意図をグラフィカルな手法を用いて、どのように見やすくわかりやすく伝えられるかを学びます。
「課題の実践と講評」「具体例や考え方の例の紹介」この繰り返しを通して、表現や視点の引き出しを増やしていくそうです。
名刺やレターヘッドから地図まで、情報を整理して見やすくわかりやすく表現する課題が出るそうです。
見せてもらった矢印
角度を変えて「矢印」をデザインする課題もみせてもらいました。
矢印に込められた意味をグラフィックを用いて「どのようにわかりやすく伝えるか」を実際にいくつかデザインしたり、形態で遊ぶ、突飛面白い矢印を描こうというものだったり。
ユーモアを問うような課題は学生泣かせですね。
デザイン情報学科はこういった大喜利が好きな印象があります。
ツールスキルとしては1年生から使用しているIllustratorがより扱えるようになることに加え、複数ページのある紙面デザインに特化したソフトであるInDesignが身につきます。
InDesignは全員必修の授業で習わないので、これは魅力的。
受講者の友人曰く「InDesignは習うより慣れろ」。
めでたいことに、慣れたみたいです。
書籍のカバーをつくる課題
ツールとは少し違いますが、デザイナーなら必ず身につけておくべき、グリッドシステムというものがあります。
これは整頓されたデザインをするにあたって重要な方法論です。
グラフィックデザイン基礎ではこのグリッドシステムをしっかりと習得できるそうです。
なんと自分でグリッドを組めるようになるらしい……!
グリッドシステムの理解は成果物に大きな差が出る要素だと思います。
グラフィックデザイン基礎、いいな。
細かな装飾も自分で作ります
確かに、基本的に毎週課題が出るところは大変そう。
ギリギリまで課題に手をつけない方であるほど、考える時間が少なく得られるものは少ないかもしれません。
「しかし、その分真面目に取り組めば着実に自分の力になると思います。」
と力強いコメントをいただきました。
情報の整理が大変な地図課題
細かいとこまで目がいくようになったそうです。
紙面やサインにも、見やすくかつ意味をストレスなく伝えるための工夫が込められていることに気が付けるようになったと話してくれました。
デザインは気付きである、とよく言われます。
たしかにその話をしてくれた友人は、細かいところまでしっかりと見る目があるのだなぁと思うことが多いです。
試行錯誤がうかがえる矢印たち
オープンキャンパスでは制作した課題の中から1人3点、ジブリ映画《もののけ姫》の展開を図にしたストーリーボードと、自分で選んだ制作物2点を展示する予定です。
このほかにも「創意工夫を凝らした突飛で面白い矢印」を使ったポスターを展示する、かも!?
印刷物にとどまらない、広く色々なデザインに応用できる基本的な考え方と視点を、グラフィックデザイン基礎では身につけることができます。
ネット越しではないデザイン情報学科に、ぜひ会いに来てくださいね。
Special thanks / 内容協力
のえぴ あんこさん