武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科

2019年

卒業研究・卒業制作 優秀作品

ツキササリーナ

ツキササリーナ

ツキササリーナ

ツキササリーナ

-ルールへの奥深さの付与による繰り返しプレイ可能なビデオゲームの開発-

土屋 健太郎[高山ゼミ]

長い期間にわたって楽しめるビデオゲームを作ろうとするとき、まず検討される方法は、レベルやキャラクターなどを数多く用意することだと思われます。しかし、それには多くの時間や人手が必要となるため、ゲーム開発のあらゆる場面で採用できるとは限りません。こうした問題を踏まえた提案として、「ルールに奥深さを持たせる」という方法を用い、小規模でありながら何度でも遊びたくなる不思議なゲームの開発を行いました。

 

ゲームの卒業制作は増加傾向にあるが、高い評価を得る作品は少ない。それは決して教員がゲームを低俗と見なしているのではなく、多くが「遊びのデザイン」になっていないからである。特にゲームの本質である楽しさの追求を忘れた作品は、いくら高度な技術を駆使していても評価が難しい。一方で土谷君は、本来のゲームの在り方に真正面から向き合い、楽しさの正体を探求し続けた。その着実さに加え、技術と目的が結びついた高い完成度が評価された。(高山 穣)

 

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