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20160604
こんにちは!
デザイン情報学科では2年生から、必修授業の多くが選択になります。
今日はその内の一つである『映像基礎』について話を聞いてきました!
見せてもらったプロット。文字でびっしり!
3、4人のグループで3分間の実写映像を制作するそうです。
3分間というと一見簡単に思えてしまいますが、実はこの時間制限が課題最大の難しさ。
尺が2時間あったり、せめて5分、といった時間設定であればドラマティックにすることも容易ですが、3分だと何かを語るには短すぎるので、もうひとつ・ふたつ工夫が必要になるようです。
どこのグループも3分間の中で収めることが難しいらしく、中にはもともと70数カットあったものを36カットまで減らしたところもありました。
プロット、絵コンテ、撮影と進めていきます。
尺の関係もあって、音楽や光の加減、場所や時間を伝えるインサートなどを活用した、PVのような雰囲気や空気感、ムードにこだわった作品になりそうです。
言葉ではなく「画」で語る、といったところでしょうか?
取材した日はカメラ確認のためのリハーサル日でした
撮影するにあたって、カメラと三脚といった基本的な機材から、撮影用の照明や光を反射させて被写体を明るくするためのレフ板、よりよい音を録るためのマイクなど、様々な機材が扱えるようになるそうです。
また、撮影した映像を編集するためにPremireProというソフトと、題名やエンドロールなどを制作するためにAfter Effectsというソフトをそれぞれ使用しています。
デザイン情報学科の学生だけが使える、プロ仕様のMacが並んだビデオエディティングルームもあります。(ありがたい!)
「映像基礎」という授業名の通り、基本的な操作は授業内で全て教わることができます。
頑丈なケースに入った機材を運ぶのも大変そう!
授業時間外の制作になるので予定が合わないことと、制作費が大きな悩みだそうです。
班によってはクオリティのために外部の役者さんを呼んだり、スタジオを借りるなどしていて、慣れない作業が大変そうでした。
(ただ、そういう部分で妥協しないところがとても楽しそうにも思えました!)
慣れた手つきで三脚を立てていました
プロットや絵コンテの書き方はもちろん、カメラワークと照明の使い方を実践を通して学べるそうです。
また、何かと大変なグループワークですが、苦労をするからこそチームワークの大切さを改めて実感してるといっていました。
それぞれがすべきことを意識して動く経験は、とても価値のあるものだと思います。
リハーサルお疲れ様です
今年のテーマは「未来に起き得るある出来事 」
作品の上映とWebを用いてプレゼンテーションを行います。
このプレゼンテーションで見せるWebサイトも自分たちで作ります。
以前はWebの代わりにパンフレットやアンケートハガキまで含めた、DVDのパッケージ丸ごと、だったこともあるそうです。
映像制作だけでは留まらないこの授業は大変そうですが、やりがいもありそうです!
映像に興味があるけど、専門を映像に絞りきるのが怖い、もっと幅広いものに触れたい!という方。
デザイン情報学科はどうですか?
きっちりと専門的なことも学べつつ、枠組みにとらわれないこれからのデザイン領域の新たな開拓者にもなれる学科です。
ネット越しではないデザイン情報学科に、ぜひ会いに来てくださいね。
Special thanks / 内容協力
あきゃん たっちーヌ