デザイン情報学科は、ムサビの中でも特に選択授業の種類が多く、
同じ学年の学生でも全く異なる授業をとっている、ということも珍しくありません。
ものづくりにおける基本的な知識や技術を身につけるための【デザイン情報学基礎】
紙からディスプレイまで、さまざまなメディアでの表現を探求する【メディア表現系】
発見とひらめきのプロセスを考え実践する【コミュニケーション創発系】
デジタル社会におけるデザインの価値を追求する【デジタル技術系】
デザイン情報学科の授業は大きくこれら4つの系統に分けられます。
学生たちはそれぞれの系統から好きな授業を横断的に選択し、
オリジナリティあふれる表現を目指すことが可能となります。
【デザイン情報学基礎】
デザインを情報学の視点で見ていくために必要な基礎知識と技術を実際のデザインワークを通して学びます。
【メディア表現系】
社会現象をグラフィカルに表現することからマンガや映画の手法まで、メディアの適性に合わせた表現力を身につけます。
【コミュニケーション創発系】
スマートフォンやパソコンの情報表示画面のデザインやメディアアートなど、見る側・操作する側の思考を十分に意識したものづくりに挑みます。
【デジタル技術系】
webデザイン、3DCG表現、ゲーム制作等に必要なデジタル技術を学びます。ソフトウェアの使い方だけでなく、情報処理の基礎もプログラミング演習を通じて習得することができます。
デザイン情報学概論
1年生対象
情報処理I
1年生対象
課題発見
1年生対象
デザインリテラシー
1年生対象
プリントメディア編集基礎
2年生対象
映像基礎
2年生対象
イラストレーション
2・3年生対象
パッケージデザイン
3・4年生対象
インタラクションデザイン基礎
2年生対象
メディアアート基礎
2年生対象
デザインの解剖
2・3年生対象
サウンドデザイン
3・4年生対象
webデザイン基礎
2年生対象
3DCG基礎
2年生対象
ゲームデザイン
2・3年生対象
テクニカルアーティスト入門
3・4年生対象
デザイン情報学科で開設されている授業の詳細はこちらから
デザイン情報学科の授業は主に武蔵野美術大学・鷹の台キャンパス9号館3・4階で行われています。このフロアには通常授業に利用される教室のほか、学生が自由に利用できるPCのある部屋、特殊な実験等でも利用できる部屋などがあります。
デ情の授業で利用されているスタジオや講義室は全部で7つあります。スタジオ1、3、5にはPCが完備され、個人PCを持っていなくても授業を受けることができます。PC類は定期的に最新版のものに置き変わり、「デザイン情報学科」の名前に恥じない設備となっています。
スタジオ1
WindowsとMacの両方を利用できます。
スタジオ2
常設のPCはありません。制作・演習系の授業に利用されます。
スタジオ3
Macを利用できます。
スタジオ4
常設のPCはありません。制作・演習系の授業に利用されます。
スタジオ5
常設のPCはありません。制作・演習系の授業に利用されます。
スタジオ7
Windowsを利用できます。
9-206講義室
演習室は小規模な講義系科目やゼミ、軽作業部屋として多目的に利用されています。授業のない時には学生が自由に利用でき、授業外での制作やミーティング等に利用されています。
演習室C
演習室D
演習室E
演習室F
演習室G
PCでの印刷物編集作業(Desk Top Publishing)、や映像編集(Video Editing)に特化した部屋です。導入されているソフトウェアは各スタジオPCに導入されているものと同様で、授業外で課題を進めたい時でもこれらを利用できます。
近年需要が高まっているレーザーカッター、3Dプリンタもあり、デザイン情報学科の学生は講習を受ければ個人制作にも利用できます。
DTPルーム
WindowsとMacの両方を利用できます。
DTPルーム
カラー/モノクロのレーザープリンターが常設されています。
VEルーム
WindowsとMacの両方を利用できます。
VEルーム
3Dプリンターを利用できます。
VEルーム
3Dプリンターを利用できます。
VEルーム
レーザーカッターを利用できます。
研究室はデ情研のスタッフが常駐している部屋で、各教室の管理や学生対応を行うほか、備品の貸出も可能です。困ったことがあったらまず研究室へ。
研究室の横には「ライブラリ」と呼ばれる部屋があり、研究室で管理している書籍を閲覧できます。
D.I.L.(Design Informatics Laboratory)は大学院生専用の部屋です。学部生は基本利用できません。
研究室
9号館411がデザイン情報学科研究室です。
研究室
課題制作に必要な各種機材を借りることができます。
ライブラリ
週刊雑誌や参考図書はもちろん、貴重書や大型本などが多数置いてあります。
D.I.L.
大学院生が自由に利用できる部屋です。
タスクルームではマジックミラー越しに人の動きを観察することができます。プロダクトの感性評価実験等が可能です。
電子工作室はその名の通り電子工作や、木工作業等が可能な部屋です。一通りの工具類も揃っています。
録音調整室はプライベートスタジオのような部屋で、映像用の音声素材の収録等に利用できます。
タスクルーム
防音室のような見た目。
タスクルーム
マジックミラー越しにタスクルーム内を見られる観察室。
電子工作室
ある程度の木工作業が可能です。
録音調整室
2重の防音構造になっています。
2022年度版の学科パンフレットデータです。ここでは紹介しきれない学科の特長や授業の仕組みを確認できます。
こちらから紙版の資料を請求することも可能です。