武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科

大学院

修士課程デザイン専攻デザイン情報学コース

日々発展する高度情報社会は、私たちに創造的な意識改革と情報環境の技術革新を求めています。デザイン情報学コースは、汎技術としてのデザイン知の覚醒を基礎に「クリエイティブ・リーダーシップに関する実践的研究」と「経験を拡張するためのデザイン研究」という、互いに深く関係し合う二つのコア領域によって構成されています。デザイン情報学コースでは、本学の国際的な教育研究環境を活用した幅広い研究が展開されています。それは従来型の研究論文を執筆するスタイルを基本としつつも、問題発見から社会的効用までを見据えた新提案を行うプロジェクト形式から、新たなデバイスやアプリケーションをデザインして経験を拡張するメディア表現を試みるものまで、さまざまです。

クリエイティブ・リーダーシップに関する実践的研究
《 Practical Study on Creative Leadership 》

デザイン活動の主体は、そのヒューマンリソース(人的資源)にあります。知的活動を行なう企業や社会組織が取り組むデザイン・プロジェクトにおいて活躍する、新しいリーダーシップを開発支援するための実践的な研究プログラムです。既存の領域概念を打破しつつ、新たな価値を実現するためには、グローバルな視点、異文化コミュニケーションとコラボレーションの能力が欠かせません。これらをプロジェクトベースの実践体験や事例研究を通して育みます。

経験を拡張するためのデザイン研究
《 Design Practice for Augmented Experience 》

より高度化するネットワークコミュニケーションやITといった情報環境において、私たちの経験を拡張していく新たなデバイスやアプリケーションを、デザインの立場から研究し提案を試みます。情報科学や感性工学的な手法を用いながらも、美術大学という環境の特性を活かし、造形力や表現力を基盤とした新しいメディア表現や、デザインの可能性を開拓します。

デザイン情報学コースでは学部卒業生に加え、国内外から広く学生を受け入れています。創造的な造形研究の専門教育機関としての美術大学は理工学系大学とは異なり、「美」を根幹とする思考体系と「文化」を基盤とする人間の感性価値を重視する、ユニークな教育環境です。デザイン情報学コースでは、造形表現に軸足をおいたその特性を存分に生かしつつ、新たな問題意識の創出を意図した「課題発見」からプロジェクト・デザイン、さらには望ましい科学技術文明の展望を内包した社会的効用までを射程に入れた、プロジェクト形式でのプログラムが中心になります。このデザイン教育研究は、ますます進化するグローバル社会で活躍する人材、そして幅広い社会分野に貢献する人材を育成するために、これまで培ってきた国際性重視の教育風土を基盤に、英語による授業や指導を充実させた国際教育プログラムでもあります。

トップへ